<ビリヤードの一般知識、練習法> (文責:福→井さん)
≪級について≫ まずポケットビリヤードには級があって、それによって大会などではハンデが決まります。 プロ・(SA)・A・(SB)・B・C・ビギナー という分類で、女子はA→LAというように、前にLがついて、レベルは男子と一つずれます。 これはプロとSA以外は自己申告になりますが、雰囲気としては、ビギナーはその名の通り始めて間もない人、C級はまともにつける人(マスワリはほとんどまぐれ以外で出ない)、B級はおれの中での基準は三日に一回以上マスワリが出るくらいの人、SBは10回ブレイクしたらマスワリ平均1回以上で、ほとんどA級なんだけど大会とかでB級で出たいがためにA級に上がらない、またはモチベーションが高いために自分をB級だと思う人、A級はマスワリの回数はSBくらいあれば大丈夫だと思うけど、やっぱり球の内容と調子が悪いときでもちゃんとした球が突ける事が重要かな。SA級は大きな大会、例えばプロも参加する大きなオープン戦などで優勝経験のある人、プロはプロテストに合格してプロになった人、という感じです。 級は基準が人や地方によって少しづつ変わってきますし、言葉とかマスワリの回数では表現できない部分が大きいですが見てれば大体分かります。 ちなみに上で挙げた基準は少し高めです。キャノンではおれの代までB級はいなかったんだけど、今はおれ(福井)とかみそやまがB級で、若尾さんとともこはLBだとオモワレ。千葉は次期B級最有力候補。 みんなモチベーションはそれぞれだし、それでいいんだけど、ある程度は突けるようになった方がおもしろいよ。ていうかちょっとうまくなるとおもしろくてたまらんくなるW ≪練習方法≫ まずみんなにやってほしいのがセンターショット!!先球をセンターに置いて、手球をそれとコーナーポケットと一直線に置いて先球をコーナーポケットに入れるだけです。手球を近くに置いていいから人とどっちが先に5個入れるか勝負してみて。入れることも大事だけどとにかくキューをその直線状にまっすぐ振ることが一番重要です。これは初心者からプロまで一生の課題で、一番重要な練習だからいくらやってもやりすぎるっていうことはないからがんばって。慣れたらちょっとずつ距離を離してやってみて。あとあんまり弱弱しく突かないこと。普通の力でやること。 |
<9ボールのルール> (文責:代表てぃば)
9ボール(ナインボール)は1番から9番までの球を使うゲームです。 ルールの基本はとにかく手球(自分が撞く白い球)を撞いた後にテーブルに乗っている球の中で一番小さい番号の球に手球(白い球)を当てることです。 これは最初から最後まで変わりません。そしてどんな形であれ9番を落とせば勝ちです。あと、白い球以外は撞いちゃダメです。 ≪ラックとブレイク≫ 9ボールはラック(9ボールの場合は菱形にボールを並べること)をしてブレイク(手玉をぶつけて菱形を壊す)ことからゲームが始まります。 ラックの組み方ですが、一番を先頭に、そして9番を真ん中に置くこと以外特に決まりはありません。つまり1と9以外は自由です。 ブレイクは2ポイント以内からならどこからでもいいです。ポイントというのは台を見れば分かるように台には白い○が等間隔にうってあります。これをポイントと言います。 それでブレイクはラックから遠い方の短クッション側から数えて2ポイント以内からならどこからでも撞いていいことになっています。まあなるべく球は密集しない方がやりやすいので、大体の人は2ポイントライン上からブレイクします。 ちなみにブレイクで9番が落ちてしまったらそこでゲームは終了。ブレイクした人の勝ちとなります。1番に対して正面からブレイクすると対称性から分かるように9番はなかなかポケット(穴)の方には動きません。斜めからなら9番がブレイクする人と対角線上のポケットに動く可能性は格段に上がります。斜め方向からブレイクする人が多いのはこのためです。 9ボールの基本は一番小さい番号の球に手球を当てることなのでこれはブレイク(1〜9まで台上にある)時にも同じでブレイクは必ず1番に当てなくてはいけません。
≪ゲームの進め方≫ ≪ファールなど≫ ≪ゲーム時のマナー≫
≪最後に≫ |
≪撞点と出し≫ なんか福井が必死なので、多少めんどいですが撞点について書きます。 撞点とは「手球のどこを撞くのか」ということ。 撞点を変えることで、手球を的球に当てたあと、テーブル上に残った手球を自分の思うように走らせ、次の球を狙いやすい位置に運ぶことができるようになります。 自分に順番が回ってきたとき、これがいかに精確にできるかが取りきりにおいて重要。 基本的なものはまず、押しと引き。撞点を真ん中から真っ直ぐ上下にずらすことで、手球が的球に当たったあとのアクションが変わることを確認してください。 手球と的球を近い位置に置き、的球に対して手球を真っ直ぐ当てると、上の撞点を撞いたときは手球が的球を追いかけていき、下を撞いたときは手球が手前に戻ってくるはずです。 これには、的球に当たったときの手球の回転が影響しています。なので逆に言えば、いくら下の撞点を撞いていても、的球に当たるまでに手球のバックスピンがラシャ(テーブルに敷いてある緑の布)との摩擦で消えてしまえば、手球は手前には戻ってきません。 よーするに、的球が遠い位置にあるときに引きを入れるのは難しいよということ。そして、手球の真ん中を撞いたとき、手球は的球に当たったあと、的球が走る方向に対して90度の方向に走ります(振りがある(手球と的球と狙うポケットが一直線上にない)場合)が、上下に撞点を変えることによって、この分離角を変化させることができます。 実際のゲームでは振りのある球を狙うほうが圧倒的に多いので、押し、引きは分離角を変えるために使うものと考えたほうがいいと思います。 次は左右の撞点「ひねり」について ≪ひねり≫ さて、今度はご飯をたべながら「ひねり」の解説です。 真ん中から左右にずらした撞点を撞くことを俗に「ひねる」と言います。これが自由に使えるようになるとビリヤードが何倍にも楽しくなります。みんなにもぜひこのレベルまで到達して欲しい。 ひねると何が変わるかというと、手球がクッション(テーブルの枠)に当たったときの動き方が変わります。本当は的球の走る方向も微妙ながら変化しますが、それは上級レベルの話になるので割愛します。 試しに真っ直ぐクッションに向かって手球の真ん中を撞いてみてください。次に左右に撞点をずらして撞いてみてください。ほら、反射角が変わりましたね。これがひねりです。 的球を入れたあと、手球をクッションに入れて動かそうとする場合や、手球をクッションに入れてから的球に当てる場合など、先ほどの押し引きに加えて左右にも撞点を変えることにより、さらに精確な手球のコントロールができるようになります。 ただし、ひねると「カーブ」「見越し」「スロウ」など様々な現象が発生することが、ひねりを難しくする要因になります。これらの専門用語は各自で調べるか、練習にきた上級生や店員さんに聞いてください。 とにかくひねりは難しいんだけど、できるとすごいおもしろいって言いたかったのです。 はい、最後はまとめです ≪まとめ≫ …と書きましたが、まとめることがないので終わりですw 他にわからないことあれば気軽に掲示板なり、俺を含めて練習にきた上級生に質問してください。 あ、ちなみに福井の言う「マスワリ」ってのは、ブレイクした人が相手に順番を回すことなく最後まで取りきって勝つことで、他に「ランアウト」や「ブレイクランアウト」とも言います。 おわり。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||